第52回辻説法に立って…

5月16日

大井先生にいただいたヤマガクアジサイ
 昨日15日は、断食の日。14日の夕飯を食べてから、16日の朝食まで口に入れたものはお茶を数杯と娘がインドから持ち帰ってくれたChyawanprashを小さじで掬って食べました。これはすべて天然の薬草でつくられているものだそうで、今回、なんとなく食べてみようかな…と思ったので、夕方に試してみました。
 最初の5日の時と違って、今回は頭の中がスクリューのような状態は起こることなく、まったく普通の感覚で過ごすことが出来ました。同様に、お腹が空いたとか食事をしたいという感覚は生じませんでした。お昼過ぎにお腹がクー、クーとよく鳴っていました。雨でしたからほとんど家の中でのかたずけを中心に仕事をしました。英語の勉強もすすみました。血圧をはかってみると上は137、下は79でした。夜は10時前には寝床につくことができ、すぐに寝付けました。朝目を覚ました時にも違和感はありませんでした。今朝6時に目ざめ、7時に普通のように朝食をとり、8時の辻説法にでかけました。
 2回目の断食も成功しました。そしていくつかのことを気付かせてもらいました。このことを[辻説法」で放しました。

 私たちは南無阿弥陀仏とお称えをして仏様のはからいにお任せをします。お任せをするということは、どうも自分は何もしないと言うことではなさそうなのです。私にとっての「おまかせ」は、仏様を鏡として、その鏡に私の心や行為を映していただいて、そして仏様の慈悲や智恵の心をいただいて、それは無量光に照らしていただいて…ということにもなると思いますが、自分の中に「なんらかの気づき」をいただくことにあると思います。
 断食を経験して、「なぜ食欲がおこらないのか」ということを考えたのです。それは食欲を無にしたのではないのです。食欲がある自分に「気づいたのです」。いやむしろ「気づかせていただいた」というほうが正確かもしれません。すこし話を大きくなりますが、私を支配する「むさぼり・いかり・愚痴おろかさ」という三毒煩悩を無くすことは一生かかってもできないのが凡夫でしょう。しかし、食欲なら食欲という飽食を求める自分に気づかさせていただくとき、その煩悩の支配から解放される…。だからお腹がすかなくなるのではないでしょうか。
 つまり南無阿弥陀仏とおまかせすることは、気づきをいただくことにつきるのではないか。煩悩は無くすことはできないが、煩悩に支配された自分に気づかさせていただくことにより、徐々にではあるけれども煩悩の支配から解放される第一歩にるるのではないでしょうか。

濱口さんのお母さんが手作りしてくれました。

5月15日
 
 ひと月ほど前に濱口さんのお母さんが、昔、それも約40年も前にやっていた真珠の人形作りの内職の材料が、押し入れに入れたままで残っていたのだけれど、保存状態も良かったので何かに使えたら貰って下さいと届けてくれました。
 その材料を基に、これでストラップ、ネックレス、ブレスレットなどを作って19日のバザーに販売してはどうか…。材料そのままを袋に詰めて販売することもできるのでは…とのアイデアが出され、濱口さんに相談したところ、ビーズなどを新たに加えて製品にすれば楽しいものができるのでは…と昔やって見えた技術を活かして、約40作品を制作して下さいました。
 それを袋に入れて「てらこや塾」支援、「てらこやアクセサリー」として販売することにしました。

 これがストラップで、ビーズをあしらったりして、いろいろな個性的な製品に作っていただきました。
てらこやアクセサリー・ストラップ
 
 ネックレスです。真珠をふんだんに使ったかなり長いものもあります。高級感があります。
てらこやアクセサリー・ネックレス

 プレスレットです。真珠を編んでつくった凝った作品もあります。昔の人形制作の技術が生かされています。一度、手にとってみていただきたい作品です。
てらこやアクセサリー・ブレスレット
 
 19日には、濱口さんご自身が販売も手伝ってくれます。たくさんの人に買っていただきたいと思います。よろしくお願いします。

書道教室もはじまりました。

5月14日
 子ども達からの1年越しの要望が実現しました。富永先生が協力してくれて、13日の日曜日、午前11時から1時間の書道教室が月二回のペースで無料で実施されることになりました。
 紙も筆も硯も墨も下敷きも文珍も全部、「てらこや塾」にあるものを使ってもらいます。もちろん自分のものを持ってきたい人は、持ってきてもらっていいのですが、無理にすぐに道具をかうことはやめてくださいとお願いしました。

 書道教室をはじめるにあたって、「はじめに」の話をしました。
 墨を5分間することを大切にしましょう。無言塾と同じ気持ちで座りましょう。席をたってはいけません。先生が巡回してくれます。黙って手をあげて願いをいってください。10枚書きましょう。先生がまわって指導してくれます。話をしてはいけません。無言塾と同じです。
初めての習字教室
 
 みんなが黙って墨を磨り始めました。
墨をすります
 
 墨の磨り方も先生が教えてくれます。墨のいい匂いを味わいます。
濃くするのは難しいです
 
 今日の題は「ふで」と書きます。幼稚園児のワタル君は、書道はしませんが、
黙って一緒に絵本を読んでいます。
心静めて集中します
 
 しっかりとした手つきです。はじめて筆をもった子とは、とても思えません。集中していますが、心はゆったりと落ち着いているのが判ります。のびのびとした字が書けています。
お手本を良く見て慎重に書いています

 左利きの子どもは、左で書いてもらいます。この子は幼稚園児の妹と一緒に参加しました。妹さんは、自分の名前を筆で書くことにしましたが、のびのびと書いていました。もっと書きたそうでした。
10枚書きました
 
 45分間、集中してよく字を書くことに集中していました。墨がすぐになくなります。それで今度からは、最初の5分間は墨をすりますが、書きだしたら先生に巡回をしてもらいつつ、墨液をたしてもらう。

 それから、机がすこし高いので、座って書かすことにしようか…とも富永先生と話し合いました。

5月19日のバザー準備を行いました。

5月13日
 「てらこや塾」の一会館の一教室一杯に、今日まで慶蔵院に届いた物品を仕分けして、値段をつけ、展示をしてもらいました。
 バザー準備のために集まってくれた人は、民部さん、江崎さん、堀江さん夫妻、「天ぷらそば」の準備にきてくれていた高石さん夫妻。それにキキちゃんとユミちゃんが「手伝いたい」と来てくれました。途中からユミちゃんのお母さん、中里さんも顔をだしてくれました。
 民部さんが一つ一つ品物を見て、値段をつけてくれます。
その値段をキキちゃんとユミちゃんが聞いて、油性ペンで紙に値段を書き、値札をつくってくれます。
 その値札をセロテープで品物に貼り、机の上に並べていってくれるのが江崎さんと堀江さんの奥さん。
堀江さんは、いらなくなった箱をひとまとめにして片づけてくれています。
 高石さんと奥さんは、衣類コーナーの展示方法を考えて、先に展示をすすめてくれています。
 皆で仕事を開始したのが2時、終わったのは6時を回っていました。

 高石さん夫妻が展示してくれた衣類コーナーです。
バザーの展示
 
 300円以上の食器類のセットが並べられたコーナー。
バザーの展示
 
 200円以下のバラの食器類が並べられたコーナー
バザーの展示
 
 箱の中には、100円均一、50円均一の手に取ってみてもらえる雑貨がいっぱいです。
バザーの展示
 
 出口の方から展示の全体を写した写真です。奥の方には、カーペットが2枚、ホットカーペット2枚。
バザーの展示
 
 前の方から後ろの衣類の展示の様子を写した写真。
 奥の方には、せっけん・洗剤・タオルなどがあります。
バザーの展示

食べないことは食べることより身体をつくりかえることができるのでは…。

5月12日
クロロウバイ
 断食ということを深く研究したことも指導を受けたこともない。学生時代に72時間のハンガーストライキを一人で実行したことがある。この時は水だけは飲んでよいことに決めていた。二日目、聞き取りにきてくれた保険の先生が、水を飲むなら食塩水にしてはどうかといわれ、水でも食塩水でも一緒だろうから「そうします」と渡された食塩水をのんで72時間のストライキをおこなった。その飲んでいた食塩水とは、点滴に使うリンゲル液だったから、保険の先生の機転で栄養は十分保障されていたということになる…。
 それからは、職場での胃カメラの検診のための前日からの食事制限を何度か経験してきたくらい…。
 ところが、ある日、何日間か食べないでいると、身体が別の反応をしだし、いままで使われていなかった神経や機能が働きだし、総合的には身体が強くなっていく…と思った。なぜそう思ったのかはわからない。ともかくそんなふうに思ったのである。
 よし、それならば実行してみよう。とりあえず、5のつく日には絶食をすると決めた。4日の夕飯をたべてから、6日の朝食までを、お茶や水以外は口にしない…と。
 今、振り返ってみても、不思議である。「断食をする」と決めたらお腹がすいたという意識が生じなくなった。普通の生活をし、妻や母が目の前で食事をしている横で、お茶を飲む。しかしあれほど食べることが好きで、なんでもおいしくいただける自分の意識が食べることから離れてしまっている。頭の中にスクリューが回っているような感覚が続き、それが「今の対応をどうすればよいかの判断を脳がしようとしている」と感じるような、世間の時間の流れとは違う流れの中にのっかっているような…そんな気持ちになってくる。そして夜は9時に眠った。お腹が空いたという感覚がないのだから、お腹がすいて眠れないということもなく、朝まで眠って目覚めると、頭もすっきりしていて、スクリュー感覚はなくなっていた。これならもう一日でも続けられると思ったものの、妻からの「一日だけにしといて。最初はそう決めたんだから…」といわれて、今回は無理をすることなく、6日の朝食から復帰した。
 次は、15日となる。楽しみにしている。
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