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けん玉を制作したエンユウ君

10月2日
 八木先生は、教えた日本語を生活の中で、実際にエンユウ君に使わせることに、いろいろと工夫を凝らして、授業を組み立てておられます。初期適応教室を開始した日から、教室においてあった「けん玉」に興味を示したエンユウ君に、八木先生は、紙コップと紐とセロテープと新聞紙でけん玉を制作する教材を取り入れました。
 えんゆう君のけん玉

 エンユウ君は、八木先生に指示されて、私の所に「紐をください」「長い紐をください」「切ってください」「ハサミで切って下さい」とお願いに来ました。
 そして、教室で「けん玉」を作成し、入れる練習をしました。「じょうずです」「へたです」を使いながら練習をしました。その成果を私に見せに来てくれたのです。
えんゆう君のけん玉 

 うれしそうに、自分で作成した「けん玉」で、練習の成果を見せてくれました。うまく入ると満面の笑みです。
「じょうず」「へた」を使いながらの実演です。
えんゆう君のけん玉

 そして、まとめとして、エンユウ君は、こんな作文を書きました。

        「あたらしいけんだま」      とう えんゆう

 きょうせんせいとあたらしいけんだまをつくりました。
なにでつくりましたか。
かみコップとひもとしんぶんしとトイレットペーパーのしんでつくりました。
前島せんせいは一番しょうずでした。
わたしは二番めにじょうずでした。
おかあさんもちょっとじょうずでした。
八木先生はちょっとへたでした。
 たのしかったです。


 今日はお母さんが、仕事がお休みだったようで、お昼前に迎えにきてくれて、お母さんの自転車にのせてもらって、元気に、12時に登校しました。

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幸せを感じたひと時

夏休み、トモ君の自転車が慶蔵院の境内の砂利を踏んで一会館に近づいてくる音が聞こえました。中から窓越しに、「トモ君、昨日カブトムシ摂ったんだって?」「とったよ。前島先生と川のところの木にいた。」「先生にも見せてくれよ。」トモ君はすぐに走って入ってきました。虫籠を机の上においてカブトムシを一匹取り出し、「これはメス。」もう一匹取り出し「これはオス。」と説明してくれます。両手にカブトムシを持ち自慢げに僕やリョウ君に見せてくれました。そこへファンファン君も来ました。トモ君が手に持ったカブトムシをファンファン君の目の前につきだすと、虫が苦手なファンファン君は「イヤー」と言って逃げ出しました。トモ君面白がって追いかけます。
僕は今こんな子どもたちに囲まれて平和な日々を送っています。
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