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無言塾

7月31日
 10年前、鳥羽高校で三年間持ち上がりで担任した生徒たち。先日この欄で紹介した、同窓会で集まった後、ホームルーム通信の「あげひばり」を届けてくれたY君たち。彼らが、多い時で7~8人、少ない時には2~3人と、町内・伊勢市内・伊勢市外から、夜7時過ぎに集まってきて、9時、10時まで、週二回程のペースで勉強をしていきました。今の「一会館」を場所にして。
 「こんばんわ」とやってきて、「さよなら」と自分のペースで勉強して帰っていく。勉強するものは、全部自分で持ってきて、部屋では一切「しゃべらない」がルール。担任である私も、専用の大きな机を置いて、書類をいっぱいに広げて、一緒に実務を行います。でも、教えることも、相談に乗ることも何もしません。場所を提供しているだけというもの…。しかし、皆が集まることは楽しいことで、忙しい私もその時間には、いつもそこに座っているようにしたものです。いつ頃から始まったのかはしっかり覚えていませんが、三年生を卒業していくまで、二年間以上続いていたと思っています。私たちは、この勉強会を「無言塾」と名付けていました。
 今日、午後からお盆の塔婆を書いていると「こんにちは」の声、「おしょうさん、あそこでべんきょうしていっていい…」。近所のY君とR君です。「いいよ、窓開けて、涼しくして、やってきな。机は出ているから…」と返事しました。そして、「無言塾」のことを思い出したのです。
 妻に言って「写真撮って、ブログに書いていいか」と聞いてきてもらい、妻にブログを立ち上げてもらい、早速、塔婆書きをそっちのけで、ここに向かっています。(白状しますが、私は、細かい操作のことは皆目分かりません。どうぞ、と言われて、ワープロ感覚で書くことだけです)。
 この二人は、現在、中学一年生。毎日、クラブ活動などで、忙しそうです。
 四年生の時、彼ら四人の仲良しグループを、知恩院さんの「おてつぎ子ども会」に連れて行ったことが、付き合いのはじまりでした。いろいろなことをして遊びました。山に行ったり、うどんを作ったり。
 彼らはいつも、夏休みに入るとすぐにやってきて、数日間で宿題を全部仕上げてしまうまで、「一会館」や本堂で勉強してきました。昨年は、弟やその友達もつれてやってきました。
 中学校になった彼らが、いろいろと忙しくなっていることは聞いていましたから、夏休みも来れないのかと思っていたら、今日、顔を出してくれたのです。ただ、それだけのことなのに、嬉しいのです。
 「無言塾」が復活したかのような気持ちです。
 「いつでもやってくればいい、そして、すきなだけ勉強していけばいい…。」そう願っています。
 「文庫」づくり、ますます急がなくてはなりません。高校時代、私は、毎日、神宮文庫の閲覧室で勉強をさせてもらいました。この環境が忘れられません。あの椅子の感触も忘れられません。二人は、「今度は日曜日に来るかもしれない…」といって、元気に帰っていきました。


R君とY君
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