突然の電話が…ありました。昼から行きますと。

8月1日
 8時からの第63回辻説法を終えると大西さんから…、
「昨夜、藤原さんから電話があって、今、東京におるんやって、それで明日のおっさんの辻説法には参加できないのでよろしくとの電話でした」と。今日は堀江さんも一日でお宮さんの当番のため、「明日は辻説法いけやんわ」と言って行かれました。皆さんがこんなにまで気にしていただいている辻説法、意義あるものに精進させてもらわなければなりません。今日の参加者、3名。
 8月も15日は施餓鬼法要のためお休みしますが、それ以外の水曜日は予定通りに実施することを、今日も連絡しました。
 帰り道、二人の小学生低学年の子どもから、「おはようございます」と声をかけてもらいました。知らない子どもですが、にこにこと笑って挨拶してくれました。勉強道具に水筒を持っています。
 「あれ、今日も学校ですか。」というと、
 「うん、勉強ばっかしや…」と笑いながら「さよなら」と行ってしまいました。
 こんなやり取りができると、ネパールの村に近づいているなぁとうれしくなってしまいます。この子たちの笑顔を守っていく、守り抜きたい、続けさせてやりたいと思えてきます。そのために何に取り組めば良いか…。
 そんなことを思いつつ、車に乗ると、一瞬にして思いだした子どもの時の一場面…。

 『学校の帰りに、道端に初老の男の人が座って、ペンチと針金を持って何かを作っていた。すでに何人かの学校帰りの子どもたちがそれを見ていた。私もその輪の中に入った。小学校低学年の頃だ。彼が作っていたものは、針金でつくる輪ゴムを飛ばすことができる鉄砲。引き金も、銃身も一筆書きのように創り上げていく、今考えると、引き金は、取り付けにしないと無理だろうと思うのだけれど、10分もしないうちに、針金で作った拳銃ができあがり、輪ゴムをつけて、売って見せてくれた。15円か25円と言われたと思う。5円がついていたのだけはなぜか覚えている。お金など持っているわけはない。しばらく見ていて家に帰った。おばあちゃんにこんな人がいた。針金で輪ゴムを飛ばす鉄砲をつくっていた。すごく早くつくった。売ってくれるみたい…」とまくしたてた。
 「その鉄砲は、あぶなくないか」とおばあちゃんは聞いた。「あぶなくない、輪ゴムを飛ばすだけだから」と応えた。「そんなら、買ってくるかん」とおばあちゃんがお金をくれた。いくらもらったのか思いだせない。
 そのお金をにぎりしめて、自転車に乗って、走った。あの針金の鉄砲がほしかった…。ほしいと思った。お金をもらったうれしさをかみしめながら走った。
 ところが、彼は、もうそこにはいなかった。うなだれて、「もう、いなかった」と家に帰った…。いまでもあのみごとな針金細工を思い出します。


 こんなことを思いだして、家につくと電話が鳴った。

電話口からなつかしい声。
「先生、昨日、帰ってきました。恵です。昼から慶蔵院に行きます。芳ちゃんも一緒です。14日まで日本にいます」と。
 

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