初盆のお参りの間に…。トモ君と…。

8月4日
 教は9時から7時までの間に、初盆のお参りが9つありました。。3時からは本堂で二軒…。すでにお檀家さんが本堂に入られて、一緒に木魚を並べていると、表からトモ君の「先生、前島先生…」と呼ぶ声、私が本堂にいると知って、お客さんのことなどおかまいなしに呼ぶのです。
 「なんですか、トモ君、前島先生は、今からお仕事ですから、時間はありません。待っていてください。」と濡れ縁に出て話すと、私の言うことなどに耳を傾けることなく、「カブトムシの成虫は、どこにいますか。どの樹にいますか、教えてください」といいます。
 「いまからお経がはじまります。終わるまで待っていてください。カブトムシのいる樹は、向こうの大きな二本の栃の樹です。今は昼間ですから、樹の周りの枯葉や土をのけてみると見つかります」と話しました。
 
 トモ君、お経が終わるのを待ちかねていたようで、手にショベルを持って、「探そう、探そう」と誘います。二人で蚊に食われながら探しましたが、見つかりません。ちょうど西日が当たっている最中ですから一番条件が悪いです。どんなところに夜になるとカブトムシがやってくるかを教えました。カナブンが5匹ほど集まっているところがありますから、ここには必ず来る…というと、トモ君、「何時くるの、6時か、7時か…」と聞きます。
「いや、9時は過ぎるな、だから前島先生が見ておいてやるから、また明日…」と諭したのですが、トモ君、あきらめ切れないようで、6時前まで、待っていたようです。
 「先生、先生、いた、いた、あれは、カブトムシじゃない、クワガタかも…。箱、箱、入れる箱」と言います。「えっ、ほんとにいたの」「いた、いた、早く、早く。箱、箱」
箱を探し、二人で栃の樹まで走りました。先に駆けつけたトモ君、「あれ、ここにいたのに、いない。どこいった、いない」と探し回ります。
 「トモ君、いたら、先に捕まえて、それから箱を取りに来たら良かったのに…。また飛んでいってしまったんだネ…。残念。」

 見つけたら、すぐに手の届くところだから、掴めばよいのに、どうして、先に箱を用意しようとしたんだろう、
トモ君は、ほんとに面白い子だ…。
 あきらめたトモ君、また勉強が終わったファンファンと自転車で遊びだしました。明日の朝早く、栃の樹を見回ってやることにしましょう。

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