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第66回「辻説法」を終えて

8月29日
 8月を乗り越えることができた「辻説法」です。今日は、雲があって、聞いていただくにも暑くなくて、ゆっくりとお話できました。でも時間は15分間。やはり8時から大きな声でお念仏を称えて、それからお話に入る「辻説法」は、格別です。取り組むことで、力や元気をいただくことができます。
 お地蔵さんの話から入りました。納骨堂の前にも六地蔵さんが立っておられます。私たち人間の苦しみを皮って受け止めてくれ(代受苦)、私たちを仏の世界まで連れて行ってくれる渡し船の船頭さんの役割を果たしているのがお地蔵さんです。
 私たちが苦しみ・悩み・悲しんでいるとき、それを皮って受け止めることで私たちを救ってくれるお地蔵さんのすがたから、学ぶことは多いのではないかと思います。まさに菩薩道です。
 中野善英上人も、一味の言葉の中で、

タバコを吸う人には、ヤニのたまるのは悩みの種子であるが、そのヤニを掃除するのが、又一つのたのしみらしい。楽しみがあれば悩みは付き物。悩みのない楽しみなんて、ありはしない。もしあるとしたらそれは観念的ウソものです」
 お地蔵さんは、人の悩みをわが悩みとて、人の悩みを代わりに受け止めることこそ、お地蔵さん喜び・楽しみなのだという生きたかを、お地蔵さんに学んで、お地蔵さんとともに少しでも取り組めるような生き方を追求していくことが、菩薩道だと思います。

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