エンユウ君が言葉を理解した瞬間…

9月24日
 エンユウ君、今日もお父さんと一緒に8時に到着。教室に入りさっそく、八木先生オリジナルカードで復習をはじめました。お父さんの交代で読んでいきます。「私は朝、歯を磨きます。」と絵カードを文字を見ないで読んでいきます。歯の絵を指さして、「何を磨きますか」と質問します。「歯を磨きます」と答えていきます。このように順に問題を出し合ったり、読みあったりして行きます。単語はお父さんの方がよく知っていますが、助詞の使い方は、エンユウ君の方が上達してきています。適確に使って行きます。まだ、会話が出来るところまではいきませんが、発音も上達してきています。9時まで一緒にいて、私は仕事に出かけました。お父さんも仕事に出ました。八木先生の授業が始まります。すぐにエンユウ君が言ったそうです。
 「先生、助詞のテスト…」と。大分自信をつけてきているようです。

彼岸花

 12時前に仕事から戻ると、教頭先生が迎えに来てくれていました。カバンを持って、嬉しそうに、手を振りながらエンユウ君は登校して行きました。
 八木先生から報告を受けました。毎日がドラマの連続だけれど、今日もドラマがあった…と。
今日は、国語の時間です。算数の時間です。社会の時間です。…と時間割をなぞりながら、言葉をりかいさせていったときのことです。エンユウ君が、6月からの自分て゛ノートに写した毎日の時間割の「体育」という文字を、一つずつ全部、消しゴムで消して、ひらがなで「たいいく」「たいいく」と書きなおしていったというのです。
 エンユウ君は、漢字で「体育」とノートに写し取っていたのですが、それが「たいいく」を意味する言葉とは理解していなかったようなのです。それが、今日、はっきりと理解出来たらしく、言葉が判ったエンユウ君は、徹底的に、ノートの「体育」を「たいいく」と消して直していったというのです。
 エンユウ君は、とても慎重で、完ぺきにわかるまでその言葉を使おうとしない子だそうです。ですから、まだ、言葉を多くは発することがありませんが、八木先生には、「いま、ことばが入った」とわかったそうです。
 エンユウ君が、どんどん、蓄積した日本語を話しだす日が楽しみです。

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トモ君の犬好き

放課後、学校へ迎えに行って慶蔵院に着くと、トモ君はまず犬のアンちゃんの所へ行きます。そして一緒に散歩に連れて行きました。人間不信のアンちゃんは、初めはトモ君を怖がりいうことをききませんでしたが、一週間もすればだいぶトモ君にも心を許すようになりました。トモくんは「アンちゃん。アンちゃん。」とやさしく何度も繰り返し、アンちゃんとの距離が少しずつ短くなっていくのを感じました。
初期適応教室が終わってどれくらいしたころだったでしょうか、僕は家の犬のレオを夕方の散歩に連れて家の近くを歩いている時でした。後ろから「先生、先生。」と聞き覚えのある声、振り返ると、自転車に乗って慶蔵院から帰る途中のトモ君が僕を見つけてやってきました。
「先生、この犬なまえは?」「レオだよ。50万。」(50万はウソです)「ごじゅうまん?さんぽ?」「うん」「かまない?」「噛まないよ。」トモ君はそっと手を出しレオの頭をなでなでしてそれから携帯を取り出し「写真撮る。」と言って二三枚撮り「かわいいね。」そしてまた頭をなでてうれしそうに「さようなら」と言って走り去っていきました。
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