10月30日
 土葬についての調査がありました。私には何の経験もありません。西林寺上人に来ていただいて、午前中にお話をおききしました。写真は、その際に持ってきていただいた実際に使われてきた葬儀の際に必要となる提灯、天蓋、盛り物、「ゆり」と呼ばれる盥を小さくしたようなものとスコップの形をした鍬。この鍬を使って、引導をするとか、この「ゆり」と一緒に行列の際には肩に担いで歩き、その肩を途中で替えてはいけないことになっているなどと興味深い話ををしていただいた。
 しかし、「ゆり」は何のために持っていくのかは不明…。ところが、午後、3年前に土葬を行ったという地域でお話を聞かせてもらっていて、大きなヒントをいただくことになりました。
昔の葬儀の道具
 午後からのお話をお聞きしたのは、矢持の中瀬さん。お話の中で、土葬のお棺は、お寺の前でお経をもらい、山行きという穴掘りの人たちが担いで、寺の裏山に運び上げ、埋けた後、帰りに、六地蔵産の前で、草履を脱ぎ、家まで裸足で歩いて帰ってくる。そして盥に張った水で、足を洗う…と。その話がヒントになって、「ゆり」とは、足を洗うための道具だったのではないかと思った。
 矢持の久昌寺には、平知盛伝説が伝わっており、実際に位牌もみせていただいた。ソシテ、平安時代のふくよかな顔だちをした立像の阿弥陀仏が国の重要文化財に指定されている。
 最後に見せていただいたのが、棺を載せて寺まで運ぶ、御簾。これが大変立派なもので、とてもよい聞き取り調査ができたようです。

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