八木先生、25回目の最後の授業

7月19日

 昨晩は遅くまで作文をまとめていたのでしょう。清書されたさまざまなテーマの作文がどっさり提出されてきました。「これで全部ですか」と聞くと、この表現は難しいらしく、応えにとまどっています。「作文は、全部、提出しましたか」と聞くと「いえ、まだです」とのこと…。

 授業が始まりました。特別テーマとして新たに教材に加えられた「式年遷宮」についてのまとめを八木先生が社写真集を利用して、進めています。

八木先生最後の授業

 授業は、延長して1時前まで続きました。ホー先生がお弁当を用意して待っていてくれます。授業終了。
外に出てきた子どもたちと、山門の前で「授業終了記念撮影」です。晴れ晴れとしたやり遂げた喜びの写真となりました。

慶蔵院の山門で最後の写真

 アィンさんとウェンさんが手をつないでいて、みんなも手をつなごうとチームワークの良かった四人が、手をつないで写真を撮りました。ともかくよく勉強し、よくまとまった四人でした。

 そのことは、今日から最終準備にはいる21日5時からの「お別れ会」での一人3テーマで語るスピーチ、四人合わせて40分必要と八木先生…。それに最後のお別れの挨拶…と、日本語でスピーチできるように練習・暗誦した成果をもって、子どもたちの努力は証明されることになるのだと思います。
 八木先生は、子どもたちがどこまでスピーチできるかを記録に残し、子どもたちへの努力の記念に…とビデオに撮るように指示されました。

山門で最後の写真

 授業が終わって、お昼ご飯を食べた子どもたち、本堂でぐっすりと昼寝。4時すぎまで寝ていました。そこに手紙が届きました。ひとつは神戸の馬場先生、一人ひとりの子どもたち宛ての封筒が大封筒に入っています。同じく広島の森若牧師先生から、車の中にカーデガンの忘れ物があったので…と、あとでそれはホー先生の奥さんのもとだったと判明…。それから美杉の橋本さん。この手紙を届にいくと子どもたちは本堂の濡縁に腰かけて、境内を眺めていました。
 馬場先生からの手紙を手に、うれしそうにすぐに封を切って手紙を読み出す子、大事そうになかなか封を切ろうとしないニャンさん。
 中に入っていた切り紙が風に吹かれそうになります。境内にさわやかな風が流れていきます。
「さあ、教室へもどってください…」
 ホア君がいいました。「先生、土を持ち帰っていいですか」。
「えっ、この境内の、この土ですか。ええ、何でも持ち帰っていいですよ。甲子園の野球の選手みたいですね…」
甲子園は分からなかったと思いますが…。

 5時に「てらこや塾」の子どもたちに教えにきてくれた数学の稲葉先生が、先生の著書をプレゼントしてくれました。日本全国を旅して、不思議な現象を写真に収めた面白い本です。先生が写真を見せて説明すると、そのたびに笑いか゛おこります。

 著書名は「旅で出会った 絶景・珍景 ニッポン百景」です。

稲葉先生から著書をいただく

 子どもたち、稲葉先生にサインをしてもらって、もう一度記念撮影。稲葉先生の後ろからは背後霊らしき顔も…。

稲葉先生と

 6時、ともいきハウスに送りました。明日は一日ゆっくりと帰国準備…。スピーチ練習を「ともいきハウス」で…。次に登校するのは21日の横井久美子コンサートの2時、そして5時からの「お別れ会」のスケジュールが続いていきます。
 

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

そうでしたか!

境内で何かを考えながら見つめていたものは6週間の思い出なんでしょうか!

土を持って帰りたいと言った気持ちは、甲子園球児達と同じなんでしょうね。

確かに自分はここにいた!

ベトナムに帰れば4人とも、環境の違うそれぞれの生活に帰って行く。
でもきっと皆同じ気持ちを持ち続けてくださると信じております。

メモ帳!そんな風に見てくださったんですね(>.<)

あのメモ帳は私の宝物にしていた全世界の国旗がプリントされています。

来年も子供達にプレゼントしようと思っています。

ベトナムの国旗はいつ、誰に当たるでしょうか!

切り絵はシールなんですよ!
私、娘が一人で孫も女の子二人で、三人目の男の子はまだ小さいので男の子の好きなものがあまり解りません。

ホァ君にはつまらなかったかもしれません。

メモ帳の真ん中に!メッセージを書く!
素敵なサプライズですね!

来年まで覚えておきますね!

明日のお別れ会!
寂しいですね!

皆の事忘れません。


手紙ほんとうに嬉しそうでした。

 例えは、ウェンさんも、おくれて封をあけたニャンさんも…、馬場先生が小さなメモ帳のようなものも中に入れていてくれたでしょう。

 それをね、一枚、一枚、白紙なのに、ずっとめくっいくんですよ…。最後まで、ひょっとしたら、その中に、馬場先生のコメントが書かれてあるかもしれない…と、パラパラと見るのではないんですよ。「い・ち・ま・い・」そしてまた「い・ち・ま・い」と、ていねいに。

 ウェンさんが最初にそうしているのを私は見ていました。そして、こんどはニャンさんが、また同じようにそうしているではありませんか。

これは、民族の遺伝子です。ほんとうに人の心を受けとめ、大切にする心の遺伝子ををかれらか持っているのではないでしょうか。

 そのひとつ、ひとつの、ほんの小さな心遣いが、私たちの胸を打ちます。

 
 私は、お別れの言葉をこのようにしました。

「君たちの心づかい忘れない。また会う日まで」と。

 書道家の野崎さんが、大書してくれました。お別れ会に掲げます。

良かったー(>.<)

お手紙間に合って良かった!お返事大変遅くなりまして申し訳ありません(+_+)

あっという間の6週間でしたね。
子供達は勿論素晴らしい吸収力ですが、その状況を作り出していらっしゃる周りの皆様の映画でいう演出家的な、これは失礼かもしれませんが、心からの楽しんで頂きたい気持ちがとても心に響きました。

そして、私のつたないお手紙を喜んで下さってありがたく思います。

一人一人に気持ちが伝わっていたらいいなー(*^▽^*)

今週末、本当は伺いたかったのですが、lessonの代行が出せず、残念ですが伺えません
(x_x)

本当に本当に皆様に宜しくお伝え下さいませ。

又、スピーチの様子楽しみにしています。

リンク
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる