24時間不断念仏会に出席

9月29日

 東京の増上寺で確か10年以上は続けてこられた普段念仏会、昨年から京都の清浄華院の大方丈でも行われるようになり、今年で2年目。観智院の土屋正道上人が中心になって、たくさんの方々の協力を得て取り組んでおられます。お坊さんだけではありません。インターネットを駆使して、ハワイ、フランス、オーストラリア、東京ともインターネット回線を結び、世界同時開催の念仏会です。会場にはスクリーンが二つ設置され、各地の念仏の様子が画像で映し出されます。時差がありますから24時間の中で中継されます。

 [京都の中心で、仏の名を称える二十四時間普段念仏会」が正式の名称です。

 28日、子ども会を終えて3時の近鉄で京都に出ました。6時前に到着、そのまま9時まで念仏会に参加。7時前から1時間、8時半から9時過ぎまで、一つ空いていた大木魚を叩く役割を担いました。この大木魚は、念仏の流れをつくる役割を担い、1時間ごとに交代するようにして24時間、リーダーとサブリーダーが時間割になって決まっています。24時間、木魚の音がとぎれることなく、それに合わせて参加者が、自分のペースで休憩したり、仮眠を取ったりしつつ、10分でも1時間でもお念仏会に参加できるように準備がされています。

公孫樹21号の西里さんの画 「辻説法をする住職」

 休憩室にはお茶やコーヒーが準備され、別に男女別の仮眠室には毛布も用意されています。
私は、9時半には寝る用意を済ませ、持参した寝袋にくるまって2時半までぐっすり眠りました。3時から再び念仏に参加、昨晩は気がつかなかったのですが、中野善英上人ゆかりの比叡山、松禅院での念仏会でいつもご一緒する広島の眼科医野間先生や四日市の陶芸家中野さんもおられました。また布教師養成講座で3年間一緒に勉強した金野上人が依頼されて大木魚のリーダーを3回、サブを3回のローテーションに加わっておられ、昨晩9時前に東京から到着し、徹夜の状態で朝の3時と7時のリーダーを務められていました。
 金野さんとは休憩中や朝ご飯にいただいたパンを食べながらゆっくり話し合うことができました。その場には、長野県で学校の先生をしておられる土屋上人の弟子の鈴木上人も話の輪に加わってくれました。

 この間も、お念仏を続けている人たちがいるわけです。木魚の音は途切れることがありません。それぞれが自分の意志で、自分の時間配分で念仏を続けています。出入り自由です。

 述べ120人の参加が得られた念仏会となりました。29日の1時で24時間継続したことになりますが、私は9時で打ち上げて帰路につきました。

 正道上人のお話では、事前に申し込みがあったのは60人ほど、のこりの方は、当日の飛び込み。新聞等を見てすすんで来てくれた人たちとのこと。そういえば休憩中に若い男女が喋っていました。「予備校の先生に勧められて徹夜だけど念仏会ということで親が許可してくれたので…」と。

 この予備校生もそうですが、念仏をするというよりも、その雰囲気の中にいることを求めているような方も何人かいて、木魚を叩くわけでもなく、お念仏をするわけでもなく、まわりに座っていたり、廊下を歩いたり、外を眺めたりしていることが多いのです。なにせ24時間、大本山の中で、自由に動き回ることが出来るのですから…。

 庭には手作りの灯篭が灯されています。夜の庭も、朝の庭も綺麗に輝いています。浦の墓地を見ていると墓石に、ビルの明かりが反射してか星が輝いているように墓のあちらこちらが光っています。まるで墓から光が発せられているかのように…。この雰囲気の中から念仏や信仰に入っていく新しい人達が生まれていくことも一つの道なのだろうと思いました。

 そして同時に思ったことは、私が追求していきたい方法は、「これではない、違うな…。またこんなことはようしない。出来ないな…。」ということでした。京都での開催には協力をさせてもらいますが、頑張っている正道上人にならって、別の道を私も求め続けなければならないと思いました。

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