ニンニクの埋め直しに助っ人現れる。

10月9日

        萩の花聞こえてこない立ち話 格也

ハギ

 9月20日、たくさんの人に集まってもらってニンニクの種植えを行った。先日新しく借りた畑の草を刈り取ってくれた近所の借家に住む82歳の畦地さんもその一人、もう一人、この方は女性で72歳の山本さん。夕刊の新聞配達をしている青年のお母さんである。青年の仕事等の相談にのっているうち、お母さんとも知り合った。

 長く務めた縫製の仕事(先生)をこのほど退職し、新たな仕事を探しているが見つからない…と山本君のお母さんの仕事先の相談も受けることになった。「身体を動かす仕事がしたい。まだまだ働けるし働きたい…」と。

 ところがこれが無いのだ。いつも助けてもらう檀信徒の濱口さん、人助けの派遣事業を自分一人でやっている人なのだが、聞いてみると「端的に言って無理です」とのこと。

 それなら自分たちで仕事をつくるしかない。これは青年山本君ともいつも話していたことだ。ニンニク畑の構想の目的の一つには仕事をつくることにもあった。もちろん「てらこや塾」の財政基盤の充実化が主目的であることには違いないが、その過程で、いろいろな人に仕事をしてもらえるのではないか…という複眼的な目的もあった。

 9月20日は期せずしてそれが実現することになったのだ。15日に「てらこや塾」のみんなが集まってニンニクの種植えをする予定が台風の接近で延期…、急遽20日に仕事として集まってもらえる人に声を掛けることになった。

 こうして山本君も山本君のお母さんも来てくれた。そしてニンニクの植え込みの休憩中に次の仕事もみえてきた。慶蔵院の前の道路や門の外、お隣の周辺など、境内の落ち葉を三カ月間、毎日1時間掃除をしてもらう仕事。
 山本さんは、10月から週一回、水曜日の8時から、掃除に来てくれるようになった。今日で2回目。

 朝からの辻説法から帰ってきて掃除に来てくれた山本さんと挨拶をかわしながら、ニンニク畑のカラスの「被害」への対応に追われていること…、北村さんと二人で埋め戻しをやっているのだが、種植えの時よりも時間がかかり、まだ大分残っている…と話すと、山本さん、

 「なんで声かけてくれへんだん。私、今日昼までやっていくわ。明日も、明後日も午前中これるよ…」と。

 「えっ、いいですか。では仕事としてやってもらいます」

 「それはうれしいわ」

 ということで畑に出て、カラスの「被害」の実態を見てもらい、ひとつひとつ点検して、埋め戻したり、土をかけたり…と仕事の内容を説明。朝6時前に来てくれていた北村さんの道具も、そこに置いたままになっている。

 「私は、今日は、午前中、未生流のお花の勉強があります。お昼すぎまで不在になりますので、よろしく」と後をたくした。

 台風の影響で時折雨が降り出す日なのだが、山本さん「長靴も持ってきているし、身体をうごかしたいから…」と元気に仕事に入ってくれた。

                   仕事する喜びがあり萩の花 格也

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