中野善英上人の直筆「常心」との出会い

林昌寺にある中野善英「常心」の屏風

 12月2日、希望舞台の制作担当である玉井さんが、「焼け跡から」の上演依頼に、浄土宗の伊賀教区、柘植組のお寺を回りたいと言う。私も何人かの知り合いがあったので、運転手を引き受けることにした。一日の休日をもらったつもりで、妻と玉井さんと私の三人で出かけた。

 最初に訪問したお寺は、数年前に東京で開かれたお寺の活動の報告会で一度お目にかかったことがある長泉寺さん。50年来の子ども会の取り組みの歴史や活動内容を聞かせていただいて話に花が咲き、勉強になった。

 劇の取り組みへの協力については、快く受け止めていただけたのだが、「来年3月では日程的に無理…。日程の調整や人権組織等への訴えをしてはどうか…」とのアドパイスをいただいた。

 次に訪問したお寺は、教員としての最初の赴任地、尾鷲で知り合った仲庵寺さんの常住上人、伊賀教区の教区長をしてみえる。しかし、アポ無しの訪問だったのでお留守。バンプを郵便受けに…。

 「それじゃ静永上人のところにお邪魔してみましょう。この方は、布教師として一度、一緒に実演をしたことがありますから…」と訪ねることにした。林昌寺さん。
 お寺に入ると良く手入れされた山野草の庭…ちょうど庭に居られた奥さんから「住職はお檀家さんと霊場周りに行っており、夕方にはもどるのですが…、どうぞおあがりください」と通された部屋に、中野善英上人の「常心」の屏風。

 「ここに中野上人の字がある所以は…。ぜひ、改めてお話を聞かせてください…」とお願いした。

 「常心」は、慶蔵院の写経納経塔に刻まれた文字である。その直筆に、偶然に、導かれたように出会わせていただくことができたのである。なんと不思議な有り難い出会いであった。

 慶蔵院の写経納経塔の「常心」については、トップページに掲載の寺報「公孫樹」の19号を検索してご覧下さい。

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