あやちゃんの書いてくれた猫の絵

10月3日
 中学校3年生のあやちゃんがてらこや塾に来たのは、高校受験を控えた9月のことでした。あやちゃんは全県一区の「絵画・デザイン科」のある高校進学が希望でした。
 努力が実り、無事合格。両親はあやちゃんを応援するために学校の近くに一家転住していきました。仕事も新たに探しました。そして転出してからも、一カ月に一度は必ず、2時間以上かけてお寺を訪ねてきてくれて、仏さまにお参りされ、てらこや塾への支援をおいていってくれたのです。
 家族三人の生活だけで大変なのに、「てらこや塾」への支援は、もういいですから…といっても、毎月、届けてくれました。ときどき、あやちゃんも一緒に顔をだしてくれました。ほんとうに頭が下がり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 
 私たちは、この家族にどうやってお礼をしたらいいのだろう…、何かお返し出来ることがあれば…などと思ってきました。

彩カフェ

 不思議なもので、いろいろなご縁が重なり合って、イオンの中にある喫茶店の権利を譲っていただける話がでてきました。両親は、やったことない喫茶店だけれど、力を合わせてやってみたいと思ってくれました。あやちゃんは、心配だったそうです。会社をやめて、自営業についてだいじょうぶだろうか…と。
 私たちは、この両親ならばきっとすばらしい喫茶店を経営していけると思いました。そして私たちにできる支援をさせていただいたのです。
 それからもう1年半がたちました。あやちゃんは高校を卒業し、名古屋にある絵の専門学校に通っています。通学にべんりなようにと駅の近くのアパートに引っ越しもしました。

彩カフェ
 昨日、この喫茶店を私たちは訪ねました。店内にはあやちゃんがデザインした絵が飾られ、お客さんに喜ばれているようです。絵を買って行ってくれるお客さんもいてくれるそうです。あやちゃんも学校が休みの、お店が忙しい時にはいっしょにはたらいてくれているそうです。たくさんのお客さんが入ってくれていました。
 何にもまして、家族が力を合わせて、お客さんを大切にして、働いている姿に心打たれました。
この家族の姿に私たちは、どれだけ励まされ、喜びをいただけたことでしょう。これからも、一人一人のお客さんを大切にして、あやちゃんが自立するまでを一つの節目として、家族が力を合わせて、元気に健康に気をつけて喫茶店を運営されていくことを願っています。

 この家族三人が慶蔵院の近くに家を借りていた大家さん家族も、先ごろたくさんのお土産をもって喫茶店をたずねてくれています。大家さんの奥さんが言われました。「喫茶店がこの夫婦には、とてもよく似合っている。すばらしい喫茶店だ」と。大家さんはよく私にいっていました。「いつも家の中から、三人の笑い声が聞こえてくる家族だった」と。

 帰りに、あやちゃんがデザインした猫の絵をもらってきました。てらこや塾のピアノの上と涅槃像の前に飾られました。今日の職員会議でみんなの先生にも見ていただくことができました。
 一週間ほど前から、慶蔵院に住みついた猫のポーズが、あやちゃんの絵の猫とそっくりなのです。仰向けに寝転んで、両足をあげています。
 この猫、また、後日、ブログにて紹介させていただきます。

 あやちゃん、そしてお父さん、お母さん、家族三人、力を合わせて、笑顔を忘れることなく、目の前のことに一生懸命とりくんでいけば、どんなことがあっても「だいじょうぶ、だいじょうぶ」です。私たちは、大好きなあなた方家族を、どこまでも、どこまでも応援しています。ともにがんばりましょう。また会える日まで…。お元気で…。

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