共助を進める寺の役割をどのようにつくりあげていけばよいか…

2月14日
 11日のシンポジュウムで語られたことは、寺・宗教の役割であった。

その一つの役割は、亡くなった人にも残された人にとっも死後の救い・やすらぎとなる。このことは、東日本大震災の中で、宗教者の果たした役割は大きかった。

二つ目の役割は、人と人との絆の回復・交わり・助け合いを生み出し、そのことによって生きている人が救われていく。即ち、共助の活動の役割を果たしてきたのが寺の役割である。
 今日では、自助と公助が拡大し、共助が少なくなってしまっている。しかし、もっと助け合いが必要である。NPOは、助け合いの活動を進める組織、寺も本来、助け合いをすすめることがその役割といえる。

 共助こそ、寺の未来があるのではないかと考えて努力する必要がある。

 寺がどのように共助を拡げていけばよいか、考えるきっかけを貰いました。先日も松阪の大きな団地に引っ越した檀家さんの出棺回向にうかがったときのことです。私と一緒に行ってくれた寺世話人さんが、地元の葬儀のように、鉦をもっていって、棺が運び出される出棺の際に、鉦を叩いてくれました。ところが、近所の人は、一人も見送りに出てこなかったのです。日ごろの近所付き合いが問われているのかもしれません。しかし、顔見知りの人が亡くなっても、かかわりが無いような人間関係・近隣関係とはいったいナンなのでしょうか。このままでは、日本は沈み込んでしまうことになります。
 寺として、この事態をどのように変革していくことができるのか。まさに共助づくりが問われます。
こんなことを考えました。寺にお参りに来てくださいというだけでなく、辻説法の延長として、各地区ごとの公民館にでも檀家さんに集まってもらって、すくなくとも年度初めには、総会を行う。各家一人は参加してもらい、日ごろの思いや考え・要望を出し合う機会をもつ。寺からは、年度方針をはじめ、共助としての葬儀のあり方をこう考える…いかがでしょうか。慶蔵院では、初七日忌はから中陰法要の七日、七日は、四十九日忌まで、一緒にお経本を読んで、お念仏を称えていきたい…、お釈迦様の三大行事は、次の世代に伝統を引き継いでいけるように子ども会と一緒に年季法要を勤めさせていただきます。
  

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