見えない縁が見えてくるとき…

3月24日
 私たちが見えている世界は、本当に狭い小さな世界であることを実感している。その小さな世界の中で、それだけが全てであるかのように、些細なことで右往左往している私たちである。
 秋のお彼岸の時だった、いつも塔婆を三本頼みに来る人がいる。夜だったせいもあるが、最初、名前を名乗られてもわからなかった。あまりにも太っていたからである。
 そして、3月19日に春の彼岸の塔婆を頼みに来た。
「すいません。お金が無いので1.000円減らしました。これでお願いします」と頼む。
「アッ、塔婆はちゃんとするから。」と、渡された封筒からもう千円をとりだして、いつもご先祖を大切にしていただいています。今回はこれだけでいいですからと、1.000円を手渡しました。
「それにしても体がもとり戻ってよかった。なによりだ…」というと、まだもう少しやせないとだめなんですけど…という。「なんでそんなになったの。職場でしんどいことがあるの」と聞いた。
 その回答は、パワーハラスメントを受けているとのこと、そして接客態度が悪いと、さまざまに追求され、この間、仕事中に倒れて救急車で病院へ、血圧が一気に上がったようで…実はいま会社休業中なんです。4月から復帰しようと考えています。
 22日の午前中にきませんか。ゆっくり話を聞かせてもらい、仕事のことも考えを出し合ってみましょう。
 22日に、私は、就職斡旋の仕事をやっている方にも着てもらって相談に乗っていただく段取りも考えました。22日、いろいろと話し合い、23日に新しい職場見学に生かせて貰うことになりました。

 ところがその夜、電話が入りました。
「私は、明日の新しい職場訪問をやめさぜていただいて、やはりもとの職場に戻り3年間は辛抱しないとというのです。
「戻るとしても、明日の工場の見学について、電話で断ってしまえは、もはやご縁は切れてしまうことになります。ともかく、今迷いだしたこと、どうして迷いだしたのかもふくめて明日はよく相談に乗ってもらって、その上で判断したらいいから…」と話しました。
 23日、見学には来てくれたようです。しかし、表情がさえなかったし、現在の会社に行って、4月月から職場復帰させてもらい得ないか…と頼んでみるとのことだったのです。
 しかし、その願いはかなわなかったようです。4月からのローテーションからは、はずれており、4月20日まで待ってもいっせんもお金が入ってこない状態でした。
 そこで、再び斡旋をお願いしてきたとの事です。
 すんなりと転職するよりも、今回にかけた時間は決して無駄ではなかったと思います。 

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小学3年生の子供たちとの一年を振り返って

明日から新年度、僕が担当している3年生の子供たちとの付き合いも一年過ぎました。
彼らは、まだ3年生ということもあって、なかなか一時間勉強を続けることはできません。そこで、勉強と遊び、半々の指導を続けてきました。その結果、遊びを通して、勉強だけでは知ることのできない彼らの本当の姿、心の中を見ることができました。
僕は最近、もうすぐ4年生になる彼らがいつまでたっても自分から勉強に向かっていかないことに大いに悩んでいました。
この前、4月から僕は三浦先生の英語教室で勉強することを決め、啓子先生に電話で勉強法について聞いていた時、彼らの指導法の大きなヒントを見つけたのです。
もともと僕は、嫌々勉強させるのはよくないと思っていましたが、この一年間どうやって勉強に向けさせるかを試行錯誤しながら結果として勉強は宿題だけという風になってしまっていました。
ところが僕が勉強させようとするのではなく、僕が勉強している姿を子どもたちに見せたらどうかということに、啓子先生との会話で思いついたのです。
次の日早速英語の教科書とノートを持って授業に行きました。
そして子どもたちに、「プリントしたくなかったらしなくていい。したくなったらしたらええ。」「先生は、英語の勉強したいからする。」と言って彼らが見ていようといまいと一人で勉強を始めました。と言っても子どもたちと遊ぶことは忘れていません。
二日後、30分遊んで英語の勉強に取り掛かろうとしたときです。子どもがひとり僕の所に「せんせえ」といってかばんを持ってきました。プリントをすると言うのです。「先生は英語をやる」「わからんとこは教えて」と言って勉強を始めました。するともうひとり、やってきました。「やりたかったらしたらええよ」、プリントを取りに行きました。そして三人で30分勉強しました。
これが明日につながると確信しています。僕はてらこや塾に来て、パンフレットの自己紹介で、「楽しく勉強しましょう」と書いたのを思い出しました。自分から楽しく勉強するとき、子どもたちの目は輝くのだと今でも信じています。長くなりましたが、年度末の今日記録に残したいと思います。
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