悪天候の中の50回目の「辻説法」

5月2日
ジュウニヒトエ
 大変な悪天候、横殴りの雨が傘を吹き上げてしまう。「50回目にして、今日は誰も聞きに来てくれない日になってしまったかな。これでは無理だろう。しかし辻説法はつづける」と、ここ2~3日、のどの調子が悪く、頭が重い状態が続いていたのですが、昨晩早く眠ったのが良かったのか、今日は、脳天が軽くなった気分がして、声はまだまだ本調子ではなく、のどから鼻に来たような状態のまま、「辻説法」に出かけました。
 誰も来てもらえないだろうと思っていたのに、なんと藤原さんが、すでに来ておられました。私が傘をさしてお念仏を始めると、私の傘をもってくれるといいます。いえ、いえ、大丈夫です。傘差しながらやれますから、あなたがぬれますからご心配なく…と念仏をつづけ、納骨堂の階段の二段目に上がって、辻説法を始めようと振り返ると、なんと、この雨・風の中、大西さんもそれに今日は会社が休みだったのか、ときどき顔をだしてくれる若い方も来てくれています。
 納骨堂の屋根の下にも雨が時化こんできますが、ここでは傘はさせません。べたべたになりながら、雨の音にまけないような声で話をしました。
 「敦煌に行ったとき、前日から大雨になりました。雨が降ると遺跡の見学ができなくなります。幸い午前中に雨がやみ、午後から見学できたのですが、よりにもよって自分たちが来たときに雨とは…と日本から来たものはみな雨を恨みました。ところが、現地の人たちは、みな大喜びなのです。雨だ雨だ雨が降ったとお祭りのようになっているのです…それぞれの受け止め方がある…。」
 「今日の新聞で、自殺をしようと思った二十代の青年は28パーセントをこえている、50代以下の4人に一人が自殺をかんがえたという…。2008年の調査から4ポイント以上増えた…と出ていた。
 人はなぜ自殺しようとするのか。横糸が切れるとすぐ死のうとする。横糸とは、職場や学校での人間関係や家族のつながり、その横糸が切れてしまうと、自分か孤立した存在となり、自殺を考えてしまうと思う。しかし、人には横糸だけではなく、いのちのつながりとしての縦糸がある。この縦糸をしっかりと自覚していけば、少々横糸がきれても、もつれても死を選択することはなくなると思う。この縦糸をしっかりと一人ひとりの心の中にしっかりと降ろすことが宗教の課題なのではないか。一刻も早くそのことに日本中の人が気づく運動を展開する必要がある…」と語りました。

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